辻井伸行さんのドキュメンタリーを見て [Music]
日曜日は、NHKのドキュメンタリーを見ました
バン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで優勝した辻井伸行さんのドキュメンタリーです
ご存知の方が多いかと思いますが、彼は、視覚障害のハンディキャップがあるのですが
権威有るコンクールで優勝したのです
優勝する事を予想していたのでしょうか? NHKがそれを追いかけてたのも素晴らしい
ほとんど最初から最後まで感動して涙してしまいました
彼が視覚障害である事に対してではなく
音楽に対するピュアな思いや努力を惜しまない事
審査員がおっしゃっていましたが
「クラッシックの演奏家は、古典を理解・解釈して現代に伝える聖職者である」
「必要なのは、テクニックだけではない、人間性が重要だ」
辻井さんは、視覚のハンディがありますが
逆に聴覚の機能が研ぎ澄まされ、強みになっています
弦楽とのリハーサルでは、周囲の心配をよそに
「何も問題は無い、大丈夫」
とさらっと言っていたのも、聴く能力と対応力の素晴らしさですね
セミ・ファイナルに残って、心のそこから喜んで
ファイナルに残って、オーケストラとの競演では
それまで、ステージへ誘導を担当していたお母様に
「客席で聴いてもらいたい」 と
何だか心があらわれた様な気がしました
このコンクールでは3位以内は、中国、韓国の方が選ばれました
名だたる欧米の演奏家をおさえての結果です
音楽は素晴らしいと再認識した日曜日でした
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