★予約が取れない焼き鳥店@渋谷 [居酒屋]
友人から連絡があり、以前話しに聞いた焼き鳥の名店のお誘いでした
場所は、渋谷
初めて見た話題の最新商業施設・ヒカリエ
そのお店は、スクランブル交差点の脇にあります
昭和の臭いがする のんべい横丁
実は、この横丁で飲むのは、初めてです
お店は、鳥重さん 節電かこちらのお店の看板だけ消灯されています
友人から聞いていたのは、「美味しい」の情報だけ
事前に調べたら、これが相当大変なお店でした!
たまにある 「ルールのあるお店」 全て店主が手動なんです
基本のルールは、自ら何かを発する事は、許されず、店主から聞かれてから物事が始まる
これは、手ごわいぞ! と気合を入れてのぞみました
ただ、ご一緒した友人の妹さんは、昔からのお客さんなので、ちょっと安心
小さなカウンターだけのお店で、普通なら6名くらいのキャパに11名が入ります(汗
で、3回転/日
我々は、2回転目の19時30分の予約でしたが、一向に前のお客は終わる気配が無い
これも日常だそうです
■ルール1 外で待つ時は、お店の路地だと他店に迷惑がかかるので、車道に出て待つ
やっと前のお客が出たのが、20時30分! 1時間のディレイ
■ルール2 名前を呼ばれるまで勝手に入ってはいけない
座ると本当にギュウギュウ 身動きが取れません!
L字の角のお客さんは、完全に2重(2列)になってるし・・・
店主は、お年を召した女性
上品な感じで、想像していたのとは異なって口調も丁寧でやさしい
■ルール3 前のお客の片づけを手伝う、そして布きんで拭く
ここで、ビール! と言いたいとこですが、じっと我慢、しゃべってはいけません
まずは、オーダを聞かれますが、メニューは、ありません
我々は、3名で、やわらかい肝(レバー)、おしり(ぼんちり)、心臓(ハツ)、だんご(つくね)、合鴨
そして刺身(ささみ&白レバー)
店主は、焼きはじめ、その後、うずらの玉子入りの大根おろしが出てきます
■ルール4 大根おろしは、全部食べてはダメ 最後の鶏スープ用に残しておく
お酒は、まだまだ我慢!
焼きあがるタイミングでお酒の注文を聞かれます
ビール、ワイン、日本酒、焼酎があります
我々は、ビール1本 時間を空けてワイン
ここにもルールが
■ルール5 過度のアルコールはNG
我々もワインをお代わりをお願いしたのですが、「そのくらいにしておきましょう」
と一旦、断られましたが、「じゃあ半分ね」 と半分だけ注いでもらいました
食事をする店で飲むお店ではないという事なのか・・・
肝心の焼き鳥は・・・ どれも絶品です!
特にレバー、ハツ、合鴨は秀逸
刺身の白レバーに至っては、超絶!
甘くてトロ~リ、臭みなど皆無
最後は、キュウリとカブのお漬物と鶏スープ
1本が大きいので、お腹も一杯
レバーが大好物なので大満足
お値段も一人2000円弱と信じられない設定です
営業中も予約をしに尋ねて来るお客さんが
今年で閉店するそうで、現時点で開いているのが、12月だって・・・
しかも、一見さんは、NG
時計は、22時30分 次の回は、21時30分~なので1時間遅れ
このお店は、完全に常連さんのお店ですね
店主も口調は、やさしいのですが、ご自分の考えややり方は、曲げないというかハッキリ物事を言いますね
我々の回は、4組だったのですが、異常なまでに店主に気を使っていました
ちょっとビックリ
そんな中、友人の妹さんは、古いおつきあいなので、店主と平気で話をしているし・・・
料理は、最高でした
そして様々なルールと店主とお客のやりとりや空気が面白かった!
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